国道一号線
ぼくたちは忘れ物
ぽつりと現代(いま)に残された
名のある人もない人も
こぞって時代の忘れ物
ぼくたちは誰のものですか
戻る場所はあるのですか
国道一号線をゆく
クラクションが遠ざかる
街路樹よきみは
いつも震えてばかりだ
始まりがないのなら
始まりをつくればいい
そう教えてくれたのは
飛び立つ渡り鳥たちだ
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。