節目の朝

節目の朝







ある朝



ドアを開け



ワープして



秋になる




冷たい風



頬に触れて



空の青は



ぐっと近い




逃げるように



すり抜けて



そんなつもりで



ふふと笑う




魚屋のにおい



開店準備中



季節の節目を



またぎゆく








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