さよなら涙

さよなら涙








涙の海が砂浜を



一面静かに濡らすとき



裸足の風が軽やかに



空と空を跳ねてゆく



輪っかがひとつまたひとつ



平たく広がり連なって



ぼくを置いてきぼりにする



ぼくを置いてきぼりにする









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