冬の蜥蜴
ちぎれたしっぽを
風にさらしながら
夜の目黒通りを
よろよろ下ってゆく
どの石陰もみな
凍るように冷たく
いい塩梅の所は
ここらには無いのだ
冬の星座だけが
毎晩の宴にも
飽きる気配なく
きらきら騒がしい
支那そばの窓は
客のいない絵はがき
それでも主人は言う
これしかないからね
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
行き詰まっていると感じる人へ
冬の蜥蜴
ちぎれたしっぽを
風にさらしながら
夜の目黒通りを
よろよろ下ってゆく
どの石陰もみな
凍るように冷たく
いい塩梅の所は
ここらには無いのだ
冬の星座だけが
毎晩の宴にも
飽きる気配なく
きらきら騒がしい
支那そばの窓は
客のいない絵はがき
それでも主人は言う
これしかないからね
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