肩に残る日々

肩に残る日々







みんなで肩組み



歩いていたはずが



あいつがいなくなり



あいつもいなくなり



気がつけばもはや



ひとりきりになっていた



肩にはいまもなお



あいつの手の感触



誰ひとりとして



教えてくれなかった



いつかはひとりで



ゆくのだということ



今では記憶だけで



あいつは笑っている










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