息を切らして

息を切らして







きみはいまどうしてる



きっと思い通りには



生きれていないだろう



なぜならきみはあの日



いまのぼくを見ていない



そうきみは幼い日のぼく



暗くなるまで走り続け



ボールを追いかけていた



汗まみれのジャージを



そしてぼくは脱ぎ捨てた



きみは信じないだろう



その目を見ればわかるよ



だけどぼくはしあわせだ



思い通りにいかなくても



まだ走れることを知ってる



あの日のきみを知ってる










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