夏の夜空
打ち上げられたぼくは
夏の夜空ではじけ散る
たまやの歓声の上で
ぼくは静かに消えてゆく
もっとこうすれば良かった
ああすれば良かったなんて
後悔するような時間など
瞬きとともに過ぎ去った
そしてまるでぼくのことを
追いたてるように大花火
色とりどりの光りの中
ぼくはひっそり消え尽きる
夏の夜空は忙しくて
すぐに忘れてしまうだろう
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はお問合せから。