地平線の落陽

地平線の落陽






シマウマの子が


ライオンに襲われ


シマウマの親は


地平線を見つめた


自分のせいだと


叫びたいのか


残酷な運命を


呪いたいのか


しばらくその目は


遠くにあった


やがてその脚は


かけ出し始めた


生きるものの悲しみ


生きるものの不可思議


あらゆる重力を


みんな背負っている











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