高く聳(そび)えるビルが
日ごとに小さくなる
ビルに命があるなら
まさに消えようとしている
亡骸はいったいどこへ
運ばれていくのだろう
今まで見えなかった景色が
少しずつ見え始めている
命が消えるというのは
景色が変わるということか
いったいこれまでどれだけの
景色が変わってきただろう
そしてまた新しいビルが
空へ向かうのかもしれない
ぼくたちは景色の命の
誕生に立ち会うのだろう
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
時代が変わったと感じる人へ
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