奇妙な詩

奇妙な詩






十年前に戻ると


知らない人ばかり


ぼくは一体どうやって


ここで暮らしていたのか


誰に話しかけても


首をかしげられるだけ


それはそうだろうとも


知らない人なのだから


本当の独りというのは


こういうことなのだろう


ぼくのことを誰ひとり


ぼくは誰ひとり知らない


十年前から戻ると


知ってる人ばかり


なんだかジンジンと


胸が熱くなってくる












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