空白時間

空白時間






この何もできなかった時間に


ぼくの価値はあったのだろうか


晴れていた空から雨が落ち


明るかった景色は黒くなった


誰でもがこの世の中で


価値があるとは思っていない


だけど誰でもがこの世では


価値があるとも思っている


この過ぎ去った数時間


ぼくに価値はなかったろう


それでもほんのひと握り


価値がどっかにあったはず


息を吐くだけ吐ききると


ぼくの肺はまた吸い上げた












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