ぼくは詩体(したい)になって
西の方へと向かう
言葉を発するでもなく
文字を刻むわけでもなく
体そのものを使って
東から西へと行く
列車のシートにもたれて
窓の絵は繰くられる
睡いまぶたをあければ
見慣れぬ人の群れ群れ
それはすべて詩体であり
好き勝手に表現している
ぼくはその中に混じって
心の奥で喜々としている
詩体は詩体の中で
快く反応するのだ
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
あたたかいのが好きな人へ 近頃こころが揺れていると思う人へ
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