湖面に舞い降りたのは
二枚の真っ赤なもみじ葉
一枚は湖面を漂い
朽ちるまでそこで過ごした
一枚は流れ出る川に
くるくる吸い込まれた
激しく岩にぶつかったり
滝壺に呑まれたりした
どちらが良い一生なんて
どうして決められるだろう
舞い降りる場所など
もみじ葉には選べない
まして流れる先など
どうして知りうるのだろう
たとえどこであろうとも
もみじ葉はただただ赤く
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
うまくいっていないと感じている人へ
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