永遠には眠れない

永遠には眠れない






ずっと眠っていた


とても疲れていた


からだはほかほかと


あたたかかった


野原の上で


野原の上で


突然声がした


甲高い声だ


青い鳥が二羽


ぼくは目覚めた


都会の中で


都会の中で


ぼくはいつまでも


眠っていただろう


青い鳥が二羽


バタバタ飛んでった












0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

詩集『ふじちょう』をamazonで購入