一番旗

一番旗






一番の旗を目指して


山のてっぺんを登る


少し休んで周りを見て


多くの人がいると知る


目指すものは皆同じ


一番の旗はひとつだけ


これはどうにおならないと


流れと逆に降りてゆく


似たような人たちが


増えはじめたこの時代


多くの人のその手には


一番の旗が握られて


あぁやっぱりその旗は


ひとつだけではなかったと


もう一度気を奮わせて


自分だけの旗を探す










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