海の小島

海の小島






羽ばたき疲れて


降り立った小島は


絶え間ない波しぶき


ごつごつとした岩肌


強風に曝されて


身は凍えるばかり


疲れを癒すことなど


とてもできそうもない


それでも休まねば


海を渡り切れずに


どこか途中の波の刃で


この身は藻屑となるだろう


体と心を震わせて


無理やり羽根を休ませる


その今があればこそ


かの地へ飛べることだろう













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