羽ばたき疲れて
降り立った小島は
絶え間ない波しぶき
ごつごつとした岩肌
強風に曝されて
身は凍えるばかり
疲れを癒すことなど
とてもできそうもない
それでも休まねば
海を渡り切れずに
どこか途中の波の刃で
この身は藻屑となるだろう
体と心を震わせて
無理やり羽根を休ませる
その今があればこそ
かの地へ飛べることだろう
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。