階段に座り込み
白黒の文字を追う
その目はどこか澱んで
焦点さえ合っていない
人生を左右したのは
レースだったのだろうか
勝てていれば果たして
変わっていただろうか
館内の放送は絶えず
的確に状況を伝える
まるで神の啓示のように
あるいは悪魔の声のように
人生を左右したのは
レースだったのではない
階段から立ち上がり
外へ踏み出す意志だ
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
結果が出ないと感じる人へ
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