再び

再び






気づけば高見へ


立っていたんだな


知らず知らずに


上へ上へと


降り方もわからず


わかろうともせず


大地がぐらっと


大きく揺らいで


一気に奈落へ


落ちてしまったな


けれど悪いことだけ


あるわけじゃない


高見から高見へ


移れないけれど


下からだったら


選ぶことができる


次はどの高見へ


登ろうかってね












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