石ころの微笑み

石ころの微笑み






その辺の石ころが


いまの僕なのです


誰も気にしません


むしろ邪魔な扱い


石ころはいったい


どうすればよいのか


いつもそこにあって


顔のような形で


なんとなく笑ってて


ほっとしてくれれば


ただの石ころでも


見てくれるでしょうか


それならば僕は


必要とされるまで


微笑みをあなたに


与え続けましょう









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