線路沿いの柵に
ぶら下がるビニール傘
一本曲がった骨が
どこか遠くを見ている
心の傷はいまだに
波音とともにしみる
薄く濁った空は
また雨を呼ぶだろう
大丈夫だよ
ぼくがついてる
壊れていても
雨はふせげるさ
列車が走り抜けて
風が巻き起こると
ビニール傘はわっと
ばたばた手を振った
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
最近停滞気味の人へ
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