雨の中に手をかざし
あなたのことを思い出す
しっとりと濡れた手が
ぼくのこころに触れてくる
濃い色の葉の上を
滴(しずく)が流れ落ちている
ひとつぶそのひとつぶは
もう二度と戻らない
薄曇りのにおいには
うっすら光が混じってる
そんなことを知ったのは
にがい味を覚えた日
さようならさようならと
雨はまだ降り続く
ぼくのこころのその跡も
しっとりとして濡れている
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
最近停滞気味の人へ
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