樹はなぜやめるのか
生長することをやめるのか
もっと幹を太らせて
もっと枝葉を繁らせて
高く高く高く
雲も虹も突き抜けて
梢が尽きに触れる頃
根は地球を貫き
龍が玉を掴む如く
もはや回っているのは
一本の巨大なる樹
なぜ巨大になれる樹は
生長することをやめるのか
もしも私が樹であれば
もしも私が樹であれば
腕の腫れが大きくなって
樹の恐れに気がついた
2015.3.11
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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