ぼくは椅子に座り
物思いに耽っている
やがて時が過ぎて
椅子から離れるだろう
離れてからも椅子は
変わらずにそこにある
人々は椅子の周りで
行き交い談笑をする
別の誰かがこの椅子へ
深く座ることもあろう
ぼくの存在はどこに
いってしまうのだろうか
日常はつねに空虚で
定まらないのかもしれない
ぼくはぼくの存在を
もう一度確かめた
2015.3.1
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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