あぁ覆いかぶさってくる
この黒く大きな布が
前途を閉ざさないよう
はらいのけねばならぬ
手ではらおうとすれば
際限のない黒波に
飲まれるようなもので
精も根も尽き果てる
迫りくる黒布には
明るさという空気を
送り出し送り出して
はらいのけねばならぬ
たとえいま黒い布に
完全に覆われていても
明るい空気を送れば
前途が浮き上がるのだ
2015.1.22
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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