夢のカケラ

夢のカケラ






今日も薄暗い部屋にいて


見知らぬ誰かを待っている


自分で選んだ部屋なのは


わかりすぎるほどわかってる


後悔なんかはしていない


それなりに楽しい時もある


だけど虚しさが襲うのは


ほんの少し先が見えないから


いつになればこのドアを


開け放つことができるだろう


明るい光に満ち満ちた


大空へと羽ばたけるだろう


見知らぬ誰かの外套(がいとう)に


夢のカケラが匂っている







2014.2.6

0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

詩集『ふじちょう』詩的ぶるぅす集【税込550円】

詩集『ふじちょう』詩的ぶるぅす集【税込550円】
2011年の自費出版オリジナル詩集。購入をご希望の方は画像クリックでAmazonから(購入できない場合は運営までお問合せください)▶お問合せ