ぼくたちの遊園地

ぼくたちの遊園地






遊園地の光りは


消えないと思っていた


ぼくたちはいつからか


暴走し始めたんだ


人を轢いたところで


少年法が守ってくれる


自惚れの落書き


境界線からの脱走



社会という鏡と


向かい合ってはじめて


ぼくたちはようやく


本当の姿を目にする


誰もすき好んで


曇った顔をしていない


遊園地の光りは


消えないでと願うもの








2013.9.18

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