水深
ビルとビルの間を
雲が流れている
青い色に溶けながら
あるいは生まれながら
底の方では誰もが
自由に流れてゆく
いや厳密にいえば
自由な人はほとんど無い
向かうべき方向へと
大局的速度で流れる
ビルとビルの間で
ふとこの速度をとめた
ぼくが向かうべきは
一体どこなのだろう
すれ違う人の目は
ハゼの目をしていた
ぼくは流れる雲の
水面(みなも)を見上げていた
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
誰かの独り言を聞くのが好きな人へ
水深
ビルとビルの間を
雲が流れている
青い色に溶けながら
あるいは生まれながら
底の方では誰もが
自由に流れてゆく
いや厳密にいえば
自由な人はほとんど無い
向かうべき方向へと
大局的速度で流れる
ビルとビルの間で
ふとこの速度をとめた
ぼくが向かうべきは
一体どこなのだろう
すれ違う人の目は
ハゼの目をしていた
ぼくは流れる雲の
水面(みなも)を見上げていた
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