生きるのはどうしてこんなに苦しいのだろう、つらいのだろう。いえ、だからこそ喜びを感じることが出来る。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。
誰かの独り言を聞くのが好きな人へ
フィットネス
何キロも何十キロも
走っているはずなのに
見えている景色は
窓に映った自分だけ
どうしてなのだろう
いつも景色は同じだ
どれだけ走ってみても
何ひとつ変わらない
たとえばここで倒れたら
どんな景色になるだろう
天井にも同じように
自分だけが映るのか
きっとそうに違いない
何も変わらないのだ
自分からは逃れられない
窓の僕は走っている
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