共に生きる

水の匂い






どうしてこんなに


苦しいのかなあ


ぼくたちはまるで


そのために生まれた


行けに貯まる水が


どんどん流れていって


魚たちはびちびち


くちをあけてもだえる


どうしてこんなに


哀しいのかなあ


ぼくたちはまるで


そのために生まれた


魚たちはびちびち


体を傷つけながら


水の匂いの方へ


跳ねてはとんだ
















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