冴え冴えとした冬の
透き通る浅葱の空
十六夜の月がぽかんと
白いままで浮かんでいる
夜を寝すごした月は
まだ夢の中にいるのか
太陽はいじわる者のように
朝の光りをぶつけている
寒気の日々は人類に
熱というものを与えてきた
時に熱は暴走をして
幸福を奪うこともあった
火が消えた空にはまた
冴えた月が浮かんでいた
冷えたからだを寄せ合い
幸福は芽生えてゆくのだ
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
あたたかいのが好きな人へ
0 件のコメント :
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。