地球外生命体になりたくて
月に行くことを決めました
ロケットは中古で手に入れて
内装は自分でこしらえました
もしかしたらもう二度と
地球には帰ってこれない
だから出発が近づくにつれ
近所への散歩が増えました
ちょうど金木犀も香りだして
聞きなれない鳥の声がしました
少しだけ惜しい気もしましたが
やはり決意は変わりませんでした
こんなに生きづらい地球人を
早く捨てたいと願いました
今こうして月の上に立ち
地球を外から眺めています
そうしてはっきりと分かったことは
月にいてもわたしは地球人なのです
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
虚しい世の中になったと感じる人へ
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