おじいさんが歩く
一歩一歩ゆっくり
踏切の遮断機が
その歩みを止める
電車が通り過ぎ
遮断機があいた
おじいさんがまた
一歩一歩進む
ぼくは目を離して
遠くの白雲を見た
その雲はゆるやかに
形を変えていった
ぼくが目を戻すと
おじいさんはいなかった
はるかはるか先に
歩んでいるのを見た
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
どこへ向かえばいいか分からない人へ
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