重石(おもいし)を背負っている
いまにも潰れそうだ
踏み出すための一歩
その足も上がらない
もしもその重石を
指で持てたなら
きっと軽い石へと
変わるに違いない
もう一人の自分をつくる
とても大きな大きな自分
重石を背負った自分
上から眺めている自分
ひょいと重石を取り
胸のポケットに入れる
小さな自分を手に乗せ
遠くの山並みを見る
2014.10.30
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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