卒業の朝

卒業の朝






いつもと変わらない


いつもと違う朝


何度もありそうで


たった一度の朝


この日のためだけに


生きたわけじゃない


特別なこの日は


区切りのためにある


階段のような日々を


あとで振り返るとき


この区切りは殊(こと)に


可憐に見えるだろう


そんな区切りのために


この日の朝はある







2014.3.10

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