深海の底の方で
発光体がゆらめく
果たして何のために
光るのかわからない
色を次々生み出し
また闇へ飲み込む
まわりのアンコウや
貝やヒトデたちは
ポカンと口を開けて
年末のイルミネーションを
ぼんやりと見ている
心なしかその顔は
笑っているように見える
何のために光るのか
春が来たら考えよう
2013.12.30
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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