ごみ収集車の中で
ぼくはじっと考える
茶ガラ鼻紙濡れ雑巾
腐ったバナナ魚の臓腑(はらわた)
衣装カツラ汚れたパンツ
吸殻空き缶コンドーム
それらが混じった中で
ぼくは行く末考える
考えても考えても
行く先は変わらず
宴もたけなわの頃
ぱかっと扉がひらいて
ぼくはもろともに
火中へ投じられる
どうせという考えは
黒い煙へと変わる
2013.10.16
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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